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乳がん後のヨガ

最近はヨガを行うことで
心身ともに良い影響がある
との報告が
学会レベルで行われているようで

「ヨガがいいと聞いて」との
お問い合わせも多く頂きます。

乳がん後のヨガというのも
検診時に医師が勧めてくる程
エビデンスが上がって来ているようで
あらためて私も勉強し直してみました。

様々な文献からメモ書きに書き取り
まとめたものなので
出どころまでは記載できませんが
自分用のメモも含めて書きたいと思います。

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乳がんといっても様々なタイプがある。
オペで切除するのは治療法のひとつ。
ガンの部分を切るタイプ、
リンパまで切除する場合もある。

リンパまで切除すると
肩の動きが悪くなるようで
肩のリハビリも必要になる場合が多い。
リンパ切除がないと
オペ後も動きが保たれる場合が多い。

オペ後は女性ホルモンのエストロゲンを抑制する
ホルモン療法を5年程度続ける。
自分の体内で作り出す女性ホルモンで
生理になりたがるのを
薬で無理に止めるのだ。

このことで自律神経に大きく影響し
心身のバランスが取れなくなる。

また、薬の副作用で

のぼせ、発汗、動悸、肩こり、関節痛、だるさ
など、更年期障害の症状が出てくる場合も。

さらに副作用として太りやすくなるのだが、
皮下脂肪には「擬似的な女性ホルモン」
が存在していて、これがガンを刺激する。

なので太る薬を飲んでいるのに
太ってはいけないという
苦しい状況が起こるのである。

 

乳がん後のヨガがどのような効果をもたらすか?

乳がんのオペ後は、ホルモン療法を受けていても
一般の方々と同じようにハードに動くことも可能。

ヨガがガンそのものに効くというわけではなく
精神状態や生活の質を上げて
乳がんの治療を前向きに受ける状態を
維持するものと捉える方がいい。

論文よりヨガとストレッチを比較したもので、
ヨガでは疲労の軽減、QOLの向上、前向きな思考の
変化が認められている。
これは、ストレッチ群に比べて
ヨガの呼吸法、瞑想法などが
他の運動法よりも良い影響を
与えている可能性があるとされている
(米国臨床主要学会 MD.Anderson cancerの Dr.Ghenより)

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私が開いたページでは
前向きに治療を受けるために、
というのを強調されていたけど
それ以前に

「毎日が穏やかで充実した日々を
過ごせるようにサポートするのがヨガ」

なのだと私は思う。

アメリカではクラスに来られた方が
乳がん後の方であったとしたら
オペや治療を乗り越えたがんサバイバーとして
みんなに紹介もするし
本人も誇らしく堂々としているとのことだが
日本ではそうではないことの方が多い。

この状態で、前向きな考えで!ポジティブに!!
というのはいきなりは難しいだろう。
内面で思っていないことを表向きだけやろうとすると
そこでまた自分の中にズレができてしまい
さらに苦しくなるのは目に見えている。

それならば
人がどう見るかとかどう捉えるかなどではなく
自分の中でどのような心持ちで
どのように日々を過ごしていくか、
そこに集中した方がいい。

そこからまた自分の内側も外側も
状況は変わってくるはずだから。

こころヨガは
治療について言及はしません。
ただ、一人の人間として
その人らしい生き方ができるよう
向き合うための時間を作り
笑顔で日常に戻ってもらえたらと思っています。

必要な場合はどうぞ
ご相談くださいね。