私たちのよく起こるストレスの原因
「もっと精神的に強くなりたい・・・」
そう思ったことはありませんか?
例えば、仕事で上司に注意される
たびにしゅんとして落ち込んでしまう。
ママ友に悪口を言われていることが、
すごく気になってしまう。
みんなと同じようにしないと
不安になるというのもその一つですね。
人からどう思われているかを知ることで、
それをバネに前向きに改善することが
できるのだとしたら素晴らしいこと。
でも、周りからの評価やなんと言われているのかが
気になって落ち込んでしまうと、
その人のことを考えるだけで緊張してしまったり
持っている力を出しきれずに
悔しい思いをする原因にもなります。
そして、人との繋がりがうまくいかないことは、
私たちの最大のストレスの原因にもなるのです。
今回の記事では、周囲の人とのつながりが
ストレスになりやすい方に向けて書きます。
ヨガの精神的な効果、
そしてどうやってクヨクヨしない
自分になっていくのか?
最後まで読んでいただくと、
周りの人が言うことが気にならず、
「私は私」と
自分らしく生きていく方法がわかります。
ヨガで得られる3つの精神的な効果
ここではヨガの精神的な効果を
ひとつづつ具体的に解説していきます。
<ストレス解消>
ストレスを解消するには、「環境を変える」
という方法が一番簡単です。
いつもいる組織で常識となっていることでも
環境が変わると全く違うということはよくあること。
「ヨガ」という新しい世界の考え方に触れることで
悩んでいたこともバカバカしく思えるかもしれません。
また、普段自分の家では運動できなけれど、
スタジオに来ると頑張れるという方も
沢山いらっしゃいます。
気分転換に軽く動くことでスッキリとし、
悩んでいたことがそれほど大したことで
はなかったと考えるようにもなるものです。
また、ヨガのゆっくりとした呼吸で
体をほぐしていくことで、
脳内のセロトニンという神経伝達物質が
増加することがわかっています。
セロトニンは、私たちが感じる不安を
和らげてくれたり、前向きな気持ちにしてくれます。
心を整えることで、また明日も頑張れるよう
自分を整えていけたらいいですね。
<集中力アップ>
私たちの脳は退屈を嫌います。
だから、少しでも時間があると
考えごとをしてしまうのです。
だから、ウォーキングやランニングなど、
慣れた運動はずっと頭の中では考え事を
している方もいるでしょう。
しかしヨガはそういった
普段からやっている動きとは
ちょっと違う動きが入ってきます。
慣れないものをやろうとするとき、
脳はそこに集中しますよね。
この集中する時間が、私たちの脳にとっては考え事
(=余計なおしゃべりの時間が)がなく、
ストレスがかからない状態となるのです。
スタジオであれば日常のものが何もない状態、
オンラインでヨガを受けていたとしても
画面を見ることと自分の動きに集中することできます。
だから終わった時には嘘のように
疲れが取れていることもあるんですね。
<心が落ち着く>
心がざわつく原因を知っていますか?
それは、自分の外の世界のことと
自分自身を比べることから始まります。
比べることは現実必要な時もあるけれど、
比べた先に優劣をつけることが問題なのです。
ヨガのポーズをしていても、
「あの人はあんなに体が柔らかいのに
私ときたら・・・私ってダメだわ・・・」
こう考えると辛いですよね。
仮に自分の方が綺麗なポーズができていても
「私はあの人よりも上手にできる!
私の方がすごい」と考えたとします。
その考えを持っていると、
「私の方がすごい」が失われそうな時、
「どうにかしなければ!」
「あの人の方ができるようになってしまったらどうしよう・・・」
と、心が焦ったり、相手を攻撃する
ことにもつながりかねません。
これはこれで苦しいですよね。
まずはヨガというツールを通して、
周りがどうであっても自分自身のことに
集中できるようにしていきます。
こちらに関しては、呼吸がとても助けてくれます。
吸う息と吐く息に動きを合わせていく、
その中でポーズが深まってくると
自然と集中状態ができてきます。
なので、ヨガが終わった後は皆さん、
「気持ちよかったー」
「スッキリしたー」と
口を揃えて言われるのです。
最終的なヨガの目標とは
ここまでにヨガで得られる3つの精神的な効果
についてお話ししてきました。
こういった効果は私たちの日常に
とても平和で穏やかな時間を与えてくれますね。
ではヨガをおこなっていって、
最終的にはどうなるのか??
アシュタンガヨガという流派の教えで
「八支則」というものがあります。
この8つの順番で見てみると、
1ヤマ(日常の中でやらない方がいいことを知り実践する)
2ニヤマ(日常の中でやった方がいいことを知り実践する)
3アーサナ(ヨガの座法、マットの上で動く練習)
4プラナヤマ(呼吸法)
5プラティヤハーラ(感覚を制御する)
6ダーラナ(集中が高まる)
7ディヤーナ(瞑想状態になる)
8サマディ(三昧、悟り)
最終的には8の悟りの状態になるのですが、
その前には6集中し、7瞑想状態に自らなることが必要です。
そのため、1〜5の練習で心の作用を
なくしていくことができるように練習をするのです。
そしてこれは達人にならないとできないわけではなく
初心者でも正しいステップをふめばできることでもあります。
まとめ
今回はヨガで得られる精神的な効果について
様々な角度からお話ししました。
マットの上で動き体を柔らかくすることが
ヨガだと思っていた方にはビックリの内容も
あったかもしれません。
もともとヨガは心の問題を解決するために
作られたものだと言われています。
なんとなくやる気が出ない、
心が不安定、
悩みがある
そんな方は一度是非体験して、
心が変わっていく様子を体験してみてください。
そしてヨガで得られる身体的な効果のことが知りたい方は
ぜひこちらの記事も参考にしてください。
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