CONTENT コンテンツ

私がヨガを教える理由

前回の記事では、「私がヨガをやる理由」というのを書きました。

私がヨガをやる理由

https://matsugumamiho.com/?p=176

 

今日はそんな私が、

「ヨガを教えていきたいと思う理由」について書きます。

前回書いたように、

ヨガの気持ち良さというのは

私にとってとてもかけがえのないもの。

何度救われたか…数えきれないほどです。

 

そして、気持ち良いということだけではなく、

学生時代から悩みだったX脚がまっすぐになったりだとか
妊娠中に落ちた筋力を取り戻すきっかけになったりとか
産後のカラダの回復に呼吸やアサナをやって助けられたとか
実際の様々な恩恵を受け取っているというのも事実です✨

 

とはいえ、初めからそうではありませんでした。

私は以前、ゆっくりしたヨガよりも、

ヴィンヤサという呼吸と動きを合わせるタイプの

ちょっとハードなものが好きだったのですが、

スピードが早いと

カラダのアライメントについて見つめる時間や、

内側の心地よいのかよくないのかの感覚に意識を向ける時間というのも短い。

 

とにかく動いてスッキリしたい、というタイプの方は好きだと思います。

そしてそれは、頭の中の思考を止めたいとき…例えば

ある物事に気持ちが執着してしまうとか、
過去や未来へ意識が飛んでばかりいるという時などにはオススメ👌

動きに集中するので脳が休まり、

果終わった時にはスッキリしているということも多いから。

 

それは一つのスタイルとして存在意義があり、ありがたいと思う時もあります。

 

でも、デメリットとしては、

カラダの使い方ができていない人がずっとやると、
体を壊すということも起きてしまうのです。(当時の私です)

私たちのカラダには、原理・原則というものがあります。

それを無視して動いていけば、

はじめは小さなひずみも、だんだんと大きくなり、

いわゆる「怪我」として出て来ます。

 

マットの上で間違った動きを
「これが正しい」として教えられてしまう、
もしくは訂正されないままにずっと経過してしまうと、
人はよほど疑ってかからない限り、それを
「良いこと」として受け取ってしまうのです。
そして、
良いことを続けているつもりが、いつの間にか痛みとなって現れる

 

自分自身でもそれは経験しましたし、周りのインストラクターをしている人でさえも

そうやってカラダを痛めていった人は何人もいます。

だからこそ私は、来てくださる方には、

ヨガを気持ちよく続けていくために、

「痛みを出さずに進化させるためのカラダの使い方」というのをお伝えしたいのです。

人の体は千差万別。

原理・原則があっても、最終的には

カラダの個性というものも大切にしたほうがいい。

その個性を生かしていくには
その人自身が、
今身体の中で“どんな感覚で” “どんなことが起こっているのか” を感じる
というのは
すごく大切なことと思うのです。

良さそうと思って始めたヨガでカラダを痛めたとか、怪我をしたなんていうのはとても悲しい😢

 

ヨガでの怪我でなくても、カラダに違和感や痛みがあると、

それだけで意識をそちらへ持っていかれて、日常を思い切り楽しめない感じがします。

だから、そんなことにならないように、

「どうカラダを使っていけばいいのか」
「どの辺りまで動かしていいのか」を知り、自分でコントロールできるようになって欲しいのです。

 

それはアサナのアライメントであったり、

呼吸の時のカラダの使い方や息の長さであったり、様々。

 

その方に必要なものをお伝えできるように、

私自身も日々研鑽を積んでいかなければならないなと感じています。

 

そして、カラダを整えることで、
自分の人生も自分の望むべき方向へと進むようになることを実感してもらう

そこを味わってもらえたらなーと思います。

 

以前は私も、来てくださる方々の悩みを解消することが一番だと思っていたので、

痩せるためには、

お腹を凹ますためには、

などの謳い文句も前面に出していましたが

今は、そういうことは、

自分自身の体の動かし方を知り、

心地よさを感じれるようになったら、

後から自然とついてくるんじゃないかと考えています。

 

プライベートレッスンは、

コンディショニングの面も強いので、一概にはいえませんけど。

まずは、自らの悩みを軽減させることで、余裕が出て来て見えてくる世界もありますしね。

人によって順番も様々だと思います。

その辺りはカウンセリングしながら決めていきますし、ご本人の気持ちもあると思うのでご遠慮なくおっしゃってくださいね。