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ヨガで肩こりを改善する為の理論的なお話

今日は競技者やスポーツ選手など
肩周りに筋肉がつきすぎていて
うまく肩周りが使えないという方へ
書いていきますね。

 

現在スポーツをしていなくても、
以前していた時の名残がある方で
日常生活に支障が出るくらいガチガチな方、
結構多いんです。

 

特にラグビー選手やサッカー選手、
筋トレ大好きな方もそうですね。

 

*余談ですが、物を運ぶ職業の方も
このような兆候が多いように感じます。

話を戻して・・・

そういったスポーツ選手の間にも最近は

ヨガが浸透してきています。
フィジカルレベルだけではなく、メンタルを
整えるのに瞑想やヨガが役に立つというのが
広まった為です。

 

サッカー選手の長友選手が本を出したことや
イチロー選手、テニスの錦織選手が実践して
いるというのもヨガと競技スポーツとを
結びつけるイメージが強まったきっかけに
なるかと思います。

さて、スポーツ選手の場合は、
一般的な肩こりに悩むというよりは、
トレーニングを行う中で、
肩周りの筋肉のボリュームが大きく

なりすぎて、うまく肩周りが使えていない
方が多いのです。

 

男性はもちろん、女性もですね。

 

なので、もしこういった方々がヨガに
こられた場合、一般的な
「肩こりに効くアーサナ」だけでは不十分、
というより満足されないことも多いかと。

 

今日ご紹介するのは、全身に視野を広げた
ときにこの肩周りがどうやったら動きやすく
なるかということですね。

 

ご紹介するアーサナは

「ランジ~パールシュバッコーナアーサナへの流れ」

こちらになります。

 

なぜこのアーサナがいいのか?


全身動かす選手レベルだと、
身体の繋がりを考えなければなりません。


一般的なヨガだと、肩甲骨周りを動かすことが
肩こり解消といわれるものですが、
なぜこのランジ〜パールシュバッコーナアーサナ
アーサナが効くのでしょうか。

 

まず、肩周りが動きづらくなる要因の一つに
「大胸筋の緊張」の、問題が挙げられます。

 

大胸筋はアナトミートレインの中の
ファンクションラインに含まれます。
ファンクションラインはこれ
大胸筋腹直筋反対側の内転筋と繋がりがあります。

 

その為、まずランジでこれらの筋肉を一旦緊張させます。

 

そこから腕を上にあげることにより
緊張を緩和、同時に指先を天井に近づける
意識や上げた手を背中側に持っていく動きで
大胸筋~腹直筋をストレッチさせます。

 

その後、実際に頭側の方へ手の向きを変え、
さらにストレッチ効果を出します。
これは実際の座位や立位で手をあげるのと
同じ動き。

(さらっとこの動きが入っているのはポイント)

これを左右行い、さらに何セットか繰り返していきます。

この繰り返しがポイント!

 

もう一ついうと、
緊張と緩めるを繰り返すことで
可動域は広がりやすくなります!

 

ヴィンヤサを入れることで、さらに全身の
ほぐし効果も上がりますね。
上級者編としては、こういった体幹を起こす
バージョンも入れていきたいところですが。。。

 

まずはランジやパールシュバッコーナ
アーサナを呼吸を深く行いながら
できるようになることが大切です。

 

中級者以上であれば、スポーツ選手ではなくても
可能なシークエンスになりますので、
クラスに肩こりや上手く腕回りを支えて
いない方がいらっしゃる時はお試しください。

 

ではでは